【Q&A】



Q.合気道は、人に触れずに人を吹っ飛ばすことが出来るの?


A.私たちは見たことがないですね。昭道館の合気道は手をつかまれたり、つかんだり、身体に触れてから技を掛けます。

触れずに技を掛けることはしていません。

 



Q.合気道は、太極拳や気功とは違うの?


A.確かに太極拳や気功に似て見えるかもしれませんね。

太極拳も気功も中国の武術、健康法です。

合気道は日本生まれの武道ですが、発祥は異なっていても、身体を使って強い力を生み出すことは同じなので、動きに共通性があって似た部分があるのかもしれません。

 



Q.姿勢は良くなる?


A.姿勢は良くなります!

というよりも、姿勢が良くないと技が上手くできません。

合気道を続けることで技が上手くなり、自然と姿勢も良くなっていきます。

姿勢が良くなると気持ちいいですね。



Q.合気道は護身術になるの?


A.護身術とは、まず危ないところに近寄らないことです。

そして、危険が迫ったら早く立ち去ることです。

 

ただ、合気道を続けると姿勢が良くなったり、武道をしている雰囲気が出てきます。また、人との安全な距離感を保つこともできるようになります。

他人に危害を加えようとする人は強く抵抗されることを嫌がりますので、自然と武道をしている人を避けようとします、その意味では確かに護身術といえるかもしれません。

『君子危うきに近寄らず』です!

 

 



Q.合気道は試合をしないのでは?


A.そうですね。試合をする合気道の団体は多くないです。

創始者である植芝盛平翁は平和の世の中になるように、合気道が役立つことを望んでおられたので、人は争ってはいけないとのお考えでした。

私たちも平和であることを望んでいます。

そして、争うことと競い合いことは異なると考えています。

もし、試合が駄目なら合気道家はサッカーも野球も将棋もできませんね。

平和でなければサッカーも野球も将棋もできません。

競い合うことは、人を傷つけることではなく、共に高めあうものと考えています。